訪問診療
当クリニックは、ご自宅で人工呼吸器などの医療を必要とする方々が安心して生活できるように支援するために、患者さまのお住まいなどにスタッフが出向いて訪問診療を行う在宅療養支援診療所です。
専属の医師、看護師、作業療法士、社会福祉士とともに、医療のみならず「療育」や「教育」、「社会参加」など、生活の全般を支援します。
病院からご自宅への退院を地域の専門職と連携しなが
らサポートし、訪問看護ステーション、居宅介護事業
所、短期入所も併設し、急に体調が悪くなったときにも、24時間対応できるような仕組みを作っています。

院長 川村健太郎
- 訪問診療・往診
- 在宅人工呼吸器の導入・管理・調整
- 呼吸機能評価(経皮二酸化炭素分圧測定など)
- 在宅移行支援(人工呼吸器導入後、NICUからの退院など)
- 小児の慢性呼吸不全(すべての疾患)
- 小児の在宅医療を必要とする病態(すべての疾患)
- 小児期発症の疾患による成人の慢性呼吸不全(筋ジストロフィー、脊髄性筋萎縮症など)
- 後天性疾患による成人の慢性呼吸不全(ALS、脊髄損傷など)
- 非侵襲的な呼吸ケア:NIV療法の活用により、不要な気管内挿管・気管切開を減らす努力をしています
- 継続的なケア:急性期から慢性期まで、継続的な支援を行います
- 包括的なケア:医療のみならず、療育(福祉)・教育・社会参加まで、あらゆる相談に応じます
- 多職種チーム:患者様の多様なニーズに応えるため、多職種チームによる支援を行います
(→多職種チーム)
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「生涯医療クリニックさっぽろ」では、患者さまのご自宅を訪問する際、白衣を身につけません。医療者としてではなく、患者さまやご家族と同じ生活者として関わっていきたいからです。
治療する側、治療を受ける側という意識では、患者さまやご家族の本当にニーズがわかりません。自分たちが患者さま側に近づくことで、人間として患者さまに向き合うことができると考えています。
医師の紹介(2020年9月更新)
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土畠 智幸(ドバタ トモユキ) 理事長
■経歴
2003年北海道大学 医学部 卒業
医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 小児科2013年11月医療法人稲生会 理事長 / 生涯医療クリニックさっぽろ 院長
2019年4月医療法人稲生会 理事長
■専門医資格等/その他
2009年4月~2012年3月北海道大学 公共政策大学院 修士課程 (公共政策学修士号 取得)
2014年4月北海道大学教育学部 博士後期課程入学 (生涯学習/社会教育 専攻)
■出演
ラジオ番組「耳をすませば」(FM76.2Mhz 三角山放送局 )月1回、
第3木曜日12時~13時、再放送は同日23時~24時■稲生会図鑑
■あいのすけ四コマ
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川村 健太郎(カワムラ ケンタロウ) 院長
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鈴木 大真(スズキ ヒロマサ) 副院長
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土畠 菜々(ドバタ ナナ)
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三宅 のえる(ミヤケ ノエル)
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坂本 頌子(サカモト ショウコ)
■経歴
2012年弘前大学 医学部医学科 卒業
市立函館病院 勤務2017年7月医療法人稲生会 生涯医療クリニックさっぽろ にて毎週月・水・金曜日勤務
■稲生会図鑑
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浜口 千佳子(ハマグチ チカコ)
■経歴
1984年旭川医科大学卒業
旭川医科大学付属病院、士別市立病院、旭川医療センターなどで研修1988年旭川療育センター小児科勤務
1990年北海道医療センター小児科勤務
1993年楡の会こどもクリニック勤務
1996年札幌近郊市町村乳幼児健診診察医
2001年産婦人科月寒グロリアクリニック小児・新生児科勤務
2019年医療法人稲生会生涯医療クリニックさっぽろにて勤務
■専門医資格等/その他
医学博士(学位論文:肢体不自由児の有酸素運動能に関する研究)
小児科専門医
日本周産期新生児医学会新生児蘇生法Aコース -
荒 桃子(アラ モモコ)
■経歴
2007年鳥取大学 医学部卒業
2007年長崎医療センター 初期研修医
2009年長崎医療センター 外科後期研修医
2010年~順天堂医院、聖隷浜松病院、如水会今村病院
2014年順天堂大学大学院小児外科小児泌尿器生殖器外科博士課程修了
2014年九州大学 小児外科
2015年JCHO九州病院 小児外科
2017年北海道大学 消化器外科Ⅰ
2019年4月医療法人稲生会/生涯医療クリニックさっぽろ にて週1日勤務
■専門医資格等/その他
日本外科学会専門医
日本小児外科学会専門医 -
高井 理人(タカイ リヒト)